pregnant thoughts...

只今妊娠5ヶ月目、普段以上に自分の体と心を見つめながらの毎日を過ごしています。

思い返すのは勿論、初めて息子を授かり出産した時の事。以前との違いや重なること。それでも5年前の事なので、思い出せない事も沢山あります。

ただ、私の妊娠期間に対する考え方はあまり変わらず出来るだけ気持ちを楽に、考え方一つで体が変わる事を常に意識して過ごしています。

どういう訳か、妊娠が発覚すると引越しをしている我家。前回もそうでした。そうなると、ついこの「引越し」というのには、潜在的な意味があるのでは無いか、と考えてしまいます。

緩やかな変化の波に身を任せながら、私の身体は日々、新しい命を育んでいます。そんな中、少しずつ仕事をセーブしているので、生活に余裕が生まれてきています。

そう書くと、ゆったり日々を送れている様に思えるかもしれないけど、働いている女性が産休に入るのは、そんなに単純な事でもありません。ほんの半年でもされど半年。出産後も、と考えるとその間をどう過ごそうかと考えてしまいます。

簡単に表現すると、社会と離れて孤立してしまう事の寂しさ、怖さもあり、乳飲み子を抱えてそれを声高に主張できないモラルとのせめぎあい、変化してゆく身体と心との折り合いなどなど、心の中は遊園地のコーヒーカップの様に揺れる事もあります。

働く、という事は誰かの役に立つ事だと思っています。子供を産み、育てる事はそれ以上に尊い事な筈なのに、個人的な事、と見られる事が多いので、表現し難い寂しさを感じてしまうのかも知れません。

そんな中でも、最近は働くお母さんを応援する風潮が少しずつ増えてきましたし、私は、家で子育てを頑張っている女性にこそ元気になって貰いたい、と思います。自分がそういう立場になったからこそなのかも知れないし、自分を励ましているのかも知れませんが、それが今の私の役割と思えて仕方が無いのです。

そういう私が、今後どんな事ができるのか、少しずつ大きくなるお腹と一緒に考えています。

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