Breathe, Sense, and Speak.

言語が好きなんだと思う。

ことわざとか、格言とか、書道とか、英語とか、気になるものは言葉に関するもので。

小中校、学校の授業も国語は大好きだった。だから英語も面白いと思ったのだと思う。


その言葉が19歳くらいから英語に変わり、反動で日本語がとにかく美しく感じるようになり、サンスクリット語なんかも少し勉強したけど、今、いい大人になって思うのは、気をつけていないとどんどん良い言葉が自分の頭から失われていく気がしている。


英語の単語も、使わないと日に日に抜けていく。インプットした筈なのに何処へ行ったのやら。検索ボタンが欲しい。


そして日本語も、日常がつつがなく過ぎていくのは幸せな事だけど、同じ毎日を繰り返していては使う言葉も繰り返されるだけ。同じ人とだけ話していれば言葉の使い方もボキャブラリーも決まってくる。


本を毎日読みたい。いろんな人と話したい。パズルみたいに様々な言語を聞いてみるのも楽しいかもしれない。音楽も良い。意味を想像しながら朗々と歌うファドにはまったりもした。でもやっぱりライブ感が大事。


英語を教えていたけれど、どんな教材で学ぶよりもやはり対面で話す事には敵わないと肌で感じた。ヨガもそう。伝える為に何が大事かって、「sense」その場を感じ取り言葉を選ぶ事。


その選びとる為の言語野に、ザクザクと刺激を入れながらセンスの良い言葉を話せる“いい大人”になりたい。


下学上達。